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1977 エアロスミス、KISSが相次いで日本初上陸!

 1977年(昭和52年)は、王貞治が通算本塁打756号を達成し、大リーグのハンク・アーロンが守りつづけてきた記録を更新した年。王はこの偉業で初の国民栄誉賞を受賞している。また、日本赤軍による日航機ハイジャック事件や青酸コーラ事件などが社会に衝撃を与えた年でもあった。出版界のベストセラーは「間違いだらけのクルマ選び」、「ルーツ」、「エーゲ海に捧ぐ」など。

 全米1位を記録した曲は、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」、ホール&オーツの「リッチ・ガール」など。秋から10週連続で首位を独走したデビー・ブーンの「恋するデビー」は70年代最大のヒットとなっている。アメリカで『サタデイ・ナイト・フィーヴァー』が公開されたのも、この年のことだ。

1月
LYNYRD SKYNYRD
第1部:アイドルワイルド・サウス

 サザン・ロックの雄、レイナード・スキナードが初来日。ロニー・ヴァン・ザントのヴォーカルが聴衆を魅了したが、この年の10月、飛行機事故でロニー他主要メンバが急逝。この公演は貴重なライヴとなった。

ROBIN TROWER
 元プロコル・ハルムのギタリスト、ロビン・トロワーがトリオ編成で初来日。

AEROSMITH
第1部:バウワウ

 キッス、クイーンとともに、ハード・ロック界の新しいリーダーとしての地位を確立したエアロスミスが待望の初来日を果たした。ロック史上に残る傑作アルバム『ロックス』発表後のツアー。


2月
TANYA TUCKER
 18歳の女性ポップス・シンガ−、タニア・タッ力ー。コーヒーのCMソングにも起用された「ハロー・ミスター・サンシャイン」 のヒットで、幅広い層に支持された。


3月
KISS
 独特のメイクと派手な衣装、ハードな音で衝撃的なデビューを飾ったキッス。火を吹き、血を流し、花火が打ち上がる驚異のステージは噂以上だった。


5月
DAVE MASON
 トラフィック脱退後、アメリカをベースに活躍していたデイヴ・メイスンが初来日。名ライヴ盤『情念』そのままの完璧な演奏を聞かせた。

SUZI QUATRO
第1部:尾関裕司

 4度目の来日。この時期には「サケ、ロック、オオゼキ」の台詞で日本酒のCMにも登場。


6月
BRYAN FERRY
 ロキシー・ミュージックのリーダーが、ソロとして来日。クリス・スペディング(G)、ジョン・ウェットン(B)、メル・コリンズ(Sax)といった豪華バック陣にも注目が集まった。

THE RUNAWAYS & BARBI BENTON
 「チェリー・ボム」のヒットで知られるガールス・バンド。ジョーン・ジェットも在籍していた。チェリー・カーリー(Vo)の下着風コスチュームが印象的だった。

GREGG ALLMAN BAND
第1部:T.BIRD

 オールマン・ブラザース・バンドの中心人物グレッグ(Vo,Key,G)が、ソロで来日。アルバムのタイトルでもあった“レイド・バック”は、音楽のみならずライフ・スタイルとしてもひとつの潮流を生み出した。


9月
ERIC CLAPTON & HIS BAND
第1部:プリズム

 「レイ・ダウン・サリー」や「ワンダフル・トゥナイト」の大ヒットを生む『スロ−ハンド』の発表を目前に控えての来日。この当時、彼はセッション活動にも積極的だった。

IAN GILLAN BAND
 元ディープ・パープルのスーパー・ヴォーカリスト、イアン・ギランのバンドが来日。このとき武道館で収録されたライヴは、後に『ライヴ・イン・ジャパン』 (VOL.1 & VOL.2)として発売された。


10月
10CC
 「愛ゆえに」のヒットによって、日本でも人気が不動のものとなった10CC。アルバムではスタジオ・サウンド・システムを縦横無尽に駆使した高度の音楽性を誇るが、ステージでも40チャンネル・ステレオPAを使用、10CCサウンドを見事に再現し、詰め掛けたファンを驚嘆させた。

PAT McGLYNN'S SCOTTIES
 ベイ・シティ・ローラーズの一員としてティーンズに圧倒的人気を誇ったアイドル・スター、パット・マッグリンがグループを組んで来日。

RORY GALLAGHER
 アイルランド出身のブルース・ロック・ギタリスト、ロリー・ギャラガーが来日。


11月
SANTANA
 すっかり親日家となったサンタナが、新メンバー4人を加えて4度目の来日を果たす。


12月
BUSTER
 リヴァプール出身のアイドル系ロック・バンドが来日。意外にしっかりした演奏を聴かせ、音楽性もアピール。

FLEETWOOD MAC
東京のみ第1部:柳ジョージ&レイニー・ウッド

 全世界で2,000万枚近いセールスを記録することになる驚異的なヒット・アルバム『噂』から連続してシングル・ヒットが生まれるなか、フリートウッド・マックが初来日。7ヵ月にわたる全米ツアーの直後ということもあって、完全に練り上げられたステージを楽しませてくれた。

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